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古磐/ガチゴ♂ 氷古/ルルガ♂ 葛ノ葉/アーク♂ メレイノ/キュウ♀ 影篝/シャン♀ 誘凪海/ルギ 白銀/ルギ クロア/★マンダ♂ ヒジャウ/★マンダ♀ アルカネラ/ラプ♀ 「古磐じゃ。宜しく頼むぞ!おっぱいの大きいお姉ちゃんが好きじゃ!」 「あ〜!腰やったかもしれん! シエ、シエー!抱っこしてくれ!」 古磐(イニイワ)/ガチゴ♂/陽気(物音)/ショタ爺/X ショタ爺。通称イニ。 現代に復元される際に何らかの不具合に見舞われ、身体だけが子どもの状態で復元されてしまった見た目は子供、中身はジジイのイニさんである。 明るく陽気で若干あざといが、中身が中身なので時たま発言が妙にジジくさい・・・どころかまんまジジイである。 構って貰うのが大好きで、隠すことなく素直に甘えてくる正直者。 子供になってしまったことを大いに利用して現代をエンジョイする程度には適応力が高く、あわよくば若い女性に甘えるふりをしてお触りするとんだスケベジジイ改めショタ。 過去に生きていた時代では、龍の統べるとある国軍の名うての将軍だった。 少々女好きかつ酒好きではあったが、豪快で思いやりがあり、決して部下を死なせぬ名将だった。彼を慕う部下は多く、氷古はその筆頭だった。 その氷古も現代に復元されているが、あまりの落差に本人と信じて貰えず、当時将軍とその右腕であった二人の間でしか分からない話をして事なきを得た。 右腕もとい特に可愛がっていた部下との再会には喜んだものの、彼の理想をぶち壊してしまった事には少しばかり罪悪感がある様子。 けれどやはり事情を知っている相手は特別頼りやすいようで、無茶なわがままで甘えている様子がよく見られる。 復元不具合は見た目の異常のみならず、なぜか若干の実年齢要素を残していったようで、たまに腰を痛めて動けなくなっている。 「イニさんをああした復元装置のこと俺一生恨みますからね」 「これでも以前は知将として名を馳せました、甘く見てもらっては困ります」 氷古(ヒニシエ)/ルルガ♂/控えめ/青年/X 古磐に憧れる部下で、彼の方が復元は後。当時の彼は若者で、古磐より大体20歳程年下。 生真面目で、過去には軍師として活躍し、古磐の死後はその後を継いで知将として名を馳せたほどの頭脳と手腕を持つ。 人当たりは良く、やたら女性の扱いが上手いが、後者に関しては上司のせいとの事(尻拭いとも言う) 幼い頃より古磐将軍に憧れ、彼の軍へとのし上がってきた努力家。右腕として戦場を駆けた。 多少の欠点を認めた上で、彼のような軍人になりたいと主張していた程には、古磐を尊敬し、その背に憧れていた。 古磐(旧)について語らせると死ぬほど長い過激派で、そんなクソデカ感情のせいで、現代で再会した古磐(小)を本人と信じる事ができず、その状態を受け入れるなり崩れ落ちた。 メンタルは鋼のように強いのが自慢だったが、古磐に関してだけは駄目だった様子。無理もない。 なお本人と認めた経緯であるが、話していく中で否定要素が一つずつ無くなっていき、耐えられなくなって認めた。 現代での初対面時は人当たりのよい氷古がすると思えないような顔で「なんだこの子供」と言われたと古磐談。彼にとって「イニさん」は聖域らしい。 それでも現代で古磐に頼られると、結局手を差し伸べてしまうどころか、唯一として頼られる事に喜びを感じてしまっており、そんな自分の感情を認める事もしたくない哀れな男。 言葉にならない感情で、このクソガキと文句を言いつつも、時たま垣間見える将軍の顔に感情をめちゃくちゃにされている日々である。 その上でイニイワが現代において、外見相応の脆さを持った存在であることを本人よりも理解しており、相当な過保護と化している。 「俺か?ただの流浪の者さ。今こうして出会ったことも、幻影かなにかを見たと思って忘れてくれて構わない」 「誰かに縛られるのも、縛るのもごめんだ。だから誰に何と言われても、この生き方は変えない」 葛ノ葉(クズノハ)/アーク♂/なまいき(みえっぱり)/おっさん のらりくらりの流浪の青年。基本的に名を名乗ることがなく、他人と親密になることを嫌う。 飄々とした性格で、少々芝居がかった喋り方をし、己の事は滅多に明かさず、そのときの気分で興味の赴くまま生きている。 その正体は千年生きたキュうコンを父に持ち、名無しゆえ母の名を名乗る妖狐のなり損ない。 神通力を扱い、人に紛れて生きる。彼の人間の友人は彼を人だと思い、また名すら知らない。 生きる金は博打で稼いでおり。神通力でイカサマしてボロ儲けしているので、好きなように生きている。 妖狐擬きとしてはまだ若く本来はまだ若々しい容姿をしているが、生きた年月は長いためそれに合わせ相応の姿を取る。 オノノ族元族長ヴァルゼとは旧知の仲でのらくら旅を一緒にした仲であり、また唯一彼が心を許す相手でもある。 ふらりと立ち寄った人間に付いてるメタもンと気が合って作ってしまった子どもが二人いるが、認知はしているものの放置している。 息子はルワーネという名なのも知っているし、会ったこともあるが息子から嫌われているのもあり、情があるのかないのか、ふらりと顔は見に行く事はあっても滅多に会うことはない。 息子と葛ノ葉の若いころの姿は瓜二つ。 その昔、九尾狐に恋をした雌の黒狐がいた。 やがてその間に名もなき一匹の子が生まれたが、二匹は呪いに掛かったかのように見向きもしなかった。 否、片方は気付いていたが、興味がなかったのだろう。片方がその存在すら認知していなかった。 己の名も知らぬその子供が唯一知っていたのは、クズノハという音。おそらく母であろう女がうわごとのように呼ぶ言葉が、子供が唯一知る言葉だった。 これでいいか。己に関心のない子供は、初めて名が必要になった時、何の戸惑いもなくその音を名乗ったという。 ◆とある町で出会った少年、コクラくん(春日靈さん宅)に珍しく興味を持ったのか、出会うと何かしら買い与えていたり、旅の話をしてやったりしている。いわく、暇つぶし。 「妾はメレイノ。こんな外見やけど、これでも成人してるんよ」 「何もかも諦めるつもりだった。巫女やから。でも、あの人との繋がりは、諦めたくないと思った」 メレイノ/キュウ♀/おくびょう(みえっぱり)/成人 太陽の恩恵を受けた巫女(単なる日照り)。妾、御主と古風なしゃべり方をする。 本来は大人なのだがそこにいるだけで日照りになってしまうので、幼女の姿で居ることでそれを防止している。 自分の役割を受け入れ、その上で強い心で気高く生きる鋼メンタルの女性。いや幼女か。 性格は根は良い人なのだがかなり横暴で、無自覚の我が儘。しかし素直。 日照りのせいで雨が降らないことから「貴女は一生嫁に行けないだろう」と幼いころから言われていて、結婚などはすべて諦めていた。 しかし、とある日出逢った男性こと、若い姿の葛ノ葉に一目惚れし、またその相手との色々な事柄から諦めるのを止め、隣に置いて欲しいと願う。 こういうと格好いいが、見た目は(妖狐に近い)葛ノ葉を御主を妾の旦那にする!と追っかけ回している傍迷惑な幼女なのが何とも切ない。 彼女のお付きには葉緑素の特性を持つものが多く、普段から巫女としての役割を無言の圧力で要求されている。 「……あら、わたしになにか?すみません、昔っからこんな感じで。もう一度おっしゃって頂いて良いですか?」 「あらあら、消し炭になるのをご希望でしたか。気づかなくってごめんなさいね」 影篝(カゲカガリ)/シャン♀/おだやか(イタズラ)/10代の子供がいるお母さん ぼーっとした幽霊じゃないんだけど幽霊みたいな存在感の女性。 ふんわり笑って、お花を纏っていると思いきや、恐ろしい事も平気でやる・言う掴み辛いタイプ。 おっとりとか、マイペースだとかそんな次元で説明するのも難しい3テンポ程遅れた動きが特徴だけれど、主食の炎を食べる時だけは化け物の如く凄まじく俊敏な動きを見せる。 体からは常に炎が揺らめいているが、彼女が周囲を傷つける意思を持たない限りはほんのり温かい程度。本気を出せばそこにいるだけで辺り一面焼け野原。 息子がいるが、こんな体質の彼女から生まれたからか炎の制御が恐ろしく苦手。姉弟のような関係だが一応お母さんと呼ばれている。 「わたくしの領域で勝手な事をなされるのでしたら、容赦は致しませんよ」 「お酒・・・はぁ・・・おいし・・・。ふふ、こんなところ皆には見せられませんね」 誘凪海(イザナミ)/るぎあ/*/神様だもん桁はそこそこ 先代の白銀がへそのいわへと移動した為、その後を継いで渦巻島を護ってる海神。 初見はとても優しげな表情や穏やかな言葉遣いに騙されがちだが、実際はここら一帯私のシマじゃオラァっていうすげぇ横暴な姐さん。 その代わり懐に入れた者たちへの慈愛は大きく、怖いけれど優しい神さまだと慕われている。 あまりばれないように心掛けているようだけれど、酒豪。お忍びで有名な地酒巡りをしていた事も。酔っぱらうと表情筋という表情筋が緩みまくる。そしてやたら色っぽい。 錫の塔の虹鳥とこれでもかってほど仲が悪い。寄ると触ると喧嘩する。 「私が死ねば彼女がその代わりにされます。それだけは避けたいですし・・・貴方の事も置いていきたくないから。私は死にませぬ、約束いたしましょう」 「そうですね、たまにはまた渦巻島にも帰りたいものです。皆は元気にしているだろうか」 白銀(シロガネ)/るぎあ/おだやか(*)/↑よりもっと年上 元々は渦巻島の神様。次代が育ったためへそのいわへと移動した、海の楔の役目を持つ青年。 海の楔とは、天災などにより海が大きなダメージを負った時それを全て肩代わりする役目の事で、彼が存命しているために誘凪海にこの役目は回っておらず、また彼女がそれを知る事もない。 とても大らかな人で、身体が弱く、倒れる事もしばしば。しかし楔の役目は彼になってからしばらく変わっていないくらいにはしぶとく、頑固。 誘凪海の育ての親であり、彼女の優しい部分は彼に似た。彼女の事は心の底から大切に思っており、島を任せておきながら楔の役目を譲らなかったのはそのため。 何に関しても自分よりも他人を優先する。 錫の塔の虹鳥とは夫婦のように良好な仲。しかしその相手と誘凪海は険悪で残念に思っている。二人が陰で自分を取り合ってるとは欠片も気づいていない。 「馬鹿なのは認めるけど、馬鹿ってそんなストレートに言うんじゃねーよ傷つくだろ!!」 「うっせーよ馬鹿ヒジャ!つーかお前絶対生まれる性別間違えてんだろ!!」 クロア/★マンダ♂/陽気(血の気が多い)/高校生くらい 脳筋寸前の馬鹿。負けず嫌い、正直者ですぐ顔に出る上、少々頭に血が上りやすい。 けれど感情豊かで表情がころころ変わる憎めない奴。 幼い頃から大自然と姉にしごかれてきた為に運動神経抜群。霧の立ち込めた場所で生きてきて、外を見たいがために高い木に登るのが習慣だった。 今でも木登りは好きらしいが、姉にナントカと煙は高いところに登ると言われてからは人に見られている時は絶対登らない。 双子の姉ヒジャウのせいで穏やかな女性に憧れを抱くが、いざ女性を前にするとしどろもどろになる程度には女性耐性がない。 「あらやだ、クロ助ってばこれも愛情表現よ?乱暴?褒め言葉!穏やかなアタシなんてアタシじゃないわ!」 「女の子でも男の子でも可愛いモノはアタシに取って宝物!お手をどうぞ、お嬢様?」 ヒジャウ/★マンダ♀/陽気(抜け目がない)/双子なのでクロアと一緒 男性より男らしいクロアの双子の姉。双子なのにも関わらず幼い頃から一人でクロアの面倒を見てきた。お陰でかなり勝ち気で横暴な人に育っ……恐らく元々こういう性格。 弟に対しての乱暴さは全て愛情表現。罵倒殴る蹴るぶっ飛ばすでも愛情表現。首を傾げざるえないが愛情表現。大事な事だから三回ry 可愛いモノが大好きで特に女性の相手は手慣れている。クロア曰わく性別間違えてんだろ、らしいが生きていく過程で他人の『母』から情けを貰うため身に付けた技術。 ……といいつつ、大分有効活用していたり、様々な事に抜け目ない辺り要領よく生きている。ちなみに百合属性は無いよう。愛でる派。 クロアと同じく運動神経も五感も良いがクロアには劣る。 その癖立派にクロアを尻に敷けてるのは、クロアとヒジャウが実際はちゃんとお互い思いやっているゆえ。 しかし喧嘩はたえないというかヒジャウがちょっかいかけるせい。 「・・・いま、あなた聞いてましたか。何のことかわからないならそのままでいてください」 「無愛想なのは昔からです、放っておいてください」 アルカネラ/ラプ♀/れいせい/成人前 絶対誰にも聞かれたくはないけれど、歌うことが好きな少女。とても無愛想だがそれに関しては開き直っている。 それどころか基本的に他人には冷たいタイプで、構うのも構われるのも苦手。 その癖やたら溜め込むタイプで、発散できずに潰れる事もしばし。おそらく不器用。 碓氷という父親がいるが、自分と正反対に要領がよく大らかな父に本当に血が繋がっているのだろうかと疑問を抱いている。 しかし父と、その周囲いわく「お前は間違いなく碓氷の子です」らしい。その理由は色々とあるのだが、恐らくそれに彼女が気づくのはずっと先。 PR |
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